【霊峰の麓の魔女集う街】ヴェルニゲローデ(ドイツ)~リアルドラクエの世界~

*「ここは ハルツ地方の ヴェルニゲローデ という町じゃ。
魔女の街”として有名で、年に一度 冬が終わるころに”ヴァルプルギスの夜”という魔女の儀式が行われるらしい。また、街を見降ろす霊峰”ブロッケン”には、恐ろしい「かげ」が出るという。SLという乗り物でブロッケン山に行けるそうだが…魔物に襲われるかもしれん。 腕に自信がないものは ゆめゆめ近づくでないぞ。」
 
親切な魔女
*「おや…みかけない顔だね。ヴェルニゲローデへようこそ。
この町に来たなら まずは市庁舎を見るといいよ。とんがり屋根が格好いいんだから。
駅から歩き、最初の横断歩道を渡ったら 右に曲がらずにそのまま真っすぐに進むといい。右手に教会が見えるはずだ。教会の裏手を抜け、右ななめ前方に適当に歩けば着くさ…迷わないようにねぇ…」
 
1200年代に建てられたという教会。観光地ではないが美しい佇まい
親切な魔女
*「なに? 迷ったらどうするんだ だって?・・・しょうがないね。呪文を教えてやろう。道行く人にこう唱えなさい。
”Wo ist der Marktplatz?[ヴォー・イスト・デ・マルクトプラッツ?](マルクト広場はどこですか?)”
市庁舎のある マルクト広場 の方角を教えてくれるだろうよ。」
 
美しい木組みの家が立ち並ぶ
駅から広場へのメイン通り(Albert-Barrels-Str.)。 箒に跨る魔女の看板が目を引く
怪しげな魔女?
*「キキキ…市庁舎ハ スグソコ ダヨ…。トコロデ オミヤゲニ 魔女ハ イカガ?」
 
露店で売られる魔女の人形。一つ一つ個性があって面白い
???
*「お前さんの 写真タイムのせいで 時間がかかったが…
寄り道しなければ 駅から15分というところかのう。
あれが この町のシンボルの 市庁舎じゃ!」
 
2本の尖塔がカッコいい市庁舎。日中、広場には露店が立ち並ぶ
てきとうな魔女
*「やぁ。魔女の街はいかがかな?・・・”この町の他の見どころを知らないか”だって?
お城にはもういった?市庁舎の裏側から、お城行きの機関車型の乗り物がでいけるよ。もし時間があるなら、いってみるといい。・・・え?今回はいいって??ざんねん・・・」
 
てきとうな魔女
*「時間がないなら、市庁舎を中心にぐるっと歩いてみるといい。それでも十分に魔女の街を楽しめると思うよ」
 
てきとうな魔女
*「この教会の木の根元にぽつんとある碑がなにかって??
私も詳しくはないけど 昔、この地を巻き込む大きな領土争いがあり、犠牲になった者への手向けとして置かれたものらしいよ。人知れず眠る 勇者の墓かもしれないね」
 
市庁舎のあるマルクト広場は混雑しているが、南側の教会エリアは落ち着いた雰囲気
街からお城へ向かう道中の景色。徒歩では40分ほどかかる&登り坂なので、赴く場合は機関車型の乗り物を利用するのがおすすめ
???
*「お城は街からもキレイに見えるのう。
城内部では 19世紀の伯爵家の生活様式を見ることができるが…今回は時間切れじゃ。
さぁ、そろそろ戻るかの。」