スロベニアの人気観光地「ブレッド湖」。
湖にぽつんと浮かんだ、教会の建つ孤島。
まさにドラゴンクエストなどのゲームにおいて、重要アイテムの入手場所、あるいはサブイベントが起きる場所として用意された、ワクワク感を醸し出す絶景です。

スロべニアを訪れる日本人は、首都のリュブリャナをサッと見て帰ってしまう方が多いそうですが、リュブリャナから日帰りで行ける絶景スポット「ブレッド湖」を見逃す手はありません。
今後、リュブリャナからブレッド湖を訪れる人たちに向け、アクセス方法と観光所要時間、そしてフォトスポットを記録として残しておきます。
【結論】:丸1日(終日)確保しましょう。
リュブリャナから向かう場合、「絶景のブレッド湖にせっかく行くのだから、湖畔の宿で1泊したい」ということでなければ、日帰りで十分に主要スポットを回りきることができます。
ブレッド湖の周囲は約6kmであり、さほど大きな湖ではありません。休みなく歩いた場合、湖畔一周は1時間半~2時間程度で回りきることができる計算になります。
ただ実際は写真を撮ったり休憩を挟みながらの観光になるので、湖を一周することだけが目的であっても、最低でも半日(3~4時間ほど)は確保しておいた方がよいです。
尚、筆者が実際にブレッド湖に滞在した時間(ブレッド湖に到着してから、帰りのバスに乗るまで)は、10:00~16:30の6時間半でした。
昼食も取らず精力的に観光しましたが、それでもギリギリ…という感じでした。参考までに、実際にブレッド湖の観光ポイントにかかった所要時間を記載します。
①ブレッド城(所要:1時間)
ブレッド城を見るためには、湖畔からそこそこ長い階段を昇っていき、お城にたどり着く必要があります。健脚な人でも、湖畔から城門までは10分程度見ておいた方が良いです。
ブレッド城自体は大した見どころはなく、展示はサクッと見終えることができるのですが、城内(テラス)からの景色が、湖を展望する絶景スポットの一つとなっています。
写真が好きな人は30~45分見ておくことをおすすめします。(筆者は城内展示込みで、45分ほど滞在しました)


尚、2025年12月時点で、ブレッド城の入城料金は[18ユーロ/人](≒3250円)となっています。恐ろしく高いですね!
※最新料金は変わる可能性があるため、公式サイトをご確認ください。
3000円の価値は城にはありませんが、景色にはあると思います。
無論、湖を見渡せるスポットは他にもあるので、お財布と相談してみてください…笑
②ブレッド島への上陸(所要:1時間半~2時間)
ブレッド湖に浮かぶ「ブレッド島」。教会の佇むこの孤島には、乗り合いの伝統的な手漕ぎボートで簡単に上陸することができます。
ブレッド湖は環境保全のためにエンジンが付いた船が禁止されているため、波のない静かで穏やかな航行が約束されており、湖を堪能するには欠かせないアクティビティの一つとなっています。

ただ、このボートも乗船料金が非常に高いです。2024年12月末時点で、島まで往復[20ユーロ/人]でした。※2025年12月のレートでは約3600円
ブレッド湖は世界で唯一無二の絶景を有していますが、地元民は完全に観光客の足元を見た商売をしており、金をむしり取れるだけむしり取ってきます。素敵な場所だけに、そこだけが残念。
そしてこのボート、乗船定員(12名程度)を満たさないと出発しません。船頭が島まで漕いで戻ってくるのに、80分(往復40分+島での滞在40分)かかるので、できるだけ船に客を乗せてから出発したいという思惑があるようです(まぁ、仕方がない)。
筆者は先頭に乗りたかったので、船に一番最初に乗り込みました。
天気もよく集客は良さそうでしたが、お値段がそれなりにすることもあり、出発条件を満たす人数が集まるには20分かかりました。

※ちなみに、ブレッド島の教会に入るのは別料金。12ユーロ/人です。(筆者は入りませんでした)
ブレッド湖を見渡す展望スポットの中でも、特に絶景とされているのが、この”Mala Osojnica”という場所にある展望台。

南西の湖畔から山へと向かうハイキングコースがのびています。登り30分ほどの道のりですが、お世辞にも”歩きやすい”とは言い難い道のり。

慎重に進めば問題はありませんが、写真のように道は細く足元は不安定、左は崖…というような少し危険な個所もあります。
砂利状の小さな石でズルズルと滑る個所もあったので、登山経験が乏しいと”怖い”と感じるかもしれません。一応、掴まるためのワイヤーが張ってあるものの、このような次第なので、万人におすすめできるスポットではないことはご理解ください!
尚、中腹からでも十分綺麗な景色を望むことができます。

怪我をしてしまっては元も子もありません。「せっかく来たのだから」という気持ちを抑えて、無理だと感じたらこの景色で満足して引き返しましょう。
登り切ったあとは、木立に囲まれた場所に出ます。特に秋~冬季は落ち葉で道が隠れており分かりづらいですが、左にしばらく歩いていくと展望スペースがあります。


頑張って登った先、眼下に拡がる景色は格別。写真の時間を加味しても、湖畔(登山口)から1時間程度見ておけば大丈夫です。
リュブリャナ市内から、ブレッド湖へのアクセスはシンプルです。
駅前にあるバスターミナルから直行ルートのバスが出ているので、それを利用してブレッド湖へ向かいます。


チケットの買い方
事前にバスの時刻を調べておきましょう。
出発地[Ljubljana bus station]⇒到着地[Bled]の検索サイト(リュブリャナバス公式サイト)のリンクを貼っておきます。(日付がデフォルトで本日になるので、変更の上で検索ボタンを押してご活用ください)
チケットオフィスで購入する際の注意点は下記の2点。
・片道ではなく、往復で買うべし!

チケットオフィスのカウンターに行くと、客と係員の間仕切りのアクリル板に「CASH ONLY」と大きく書いてあるかと思います。必ず現金を用意して行きましょう。(リュブリャナ市内でのキャッシング場所は1択です。後述します)
尚、日帰りでリュブリャナに帰ってくるつもりならば、チケットは必ず「往復」で買いましょう。片道ずつ買うより安くなる※ことに加え、帰りにバスの運転手からチケットを買う手間が省けます。
※”I’d like to buy a return ticket to Bled, please.”と言えばOKです。(言わずもがなですが、2枚の場合は “I’d like to buy two return ticket to Bled, please.”です)
帰りはいわゆる「オープン券」になるので、どの時間のバスに乗っても大丈夫です。帰りのバスに乗り込む際に、運転手に帰り分のチケットの半券を見せて乗り込みましょう。
また、ブレッド湖には”Bled”、”Bled Mlino”など、バス乗降場所がいくつかありますが、どこから乗っても大丈夫です。(筆者は、往路は”Bled”下車、復路は”Bled Mlino”から乗車しました)
ちなみに2025年12月時点の平日(月~金)料金は[片道7.1ユーロ/人]となっています。土日祝日は料金が[片道5.4ユーロ/人]。
筆者が訪れた、2024年12月時点では[片道5.7ユーロ/人]でしたが、往復チケットでの購入の場合は[5.3ユーロ×2]でした。0.8ユーロお得になりました。
バス乗り場
チケットオフィス内の電光掲示板に「PERON(”プラットホーム”という意味)」が表示されているので、Bled行バスの乗り場を探して乗り込みます。



①ブレッド城📷
記事冒頭でもご紹介しましたが、ブレッド城からの景色は素晴らしい、の一言に尽きます。

特に午前中であれば、順光の中での撮影ができますので、リュブリャナからバス停「Bled(マップ右上)」で下車し、その足で向かうことをおすすめします。
ただ、教会を有するブレッド島は湖の西側に位置しているため、せっかくの孤島が背後の山林と同化気味になってしまいます。

前述の通り、お城の入場料も高いので、「ブレッド島の”孤島感”を求めているんだ!」という方は、お財布と相談の上で訪れるか決めて頂ければと思います。

前述の通り、ブレッド湖はエンジン付きの船の航行は禁止されているため、水面は穏やかです。

船に乗るには時間も、お金も必要ですが…せっかく訪れたのであれば、ひと時の船旅を楽しんではいかがでしょうか。


“風光明媚”という言葉がぴったりなシーンです。



・なんと、キャッシング手数料が無料!!
もう言うことはありません。迷わずGO!です。
以上、ブレッド湖の情報でした。
この記事の情報が、少しでも皆様の旅行の役に立てばと思います!